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2011年3月14日 (月)

台南へ 〜烏山頭ダムと八田技師

 この日はお義母様が先に帰国されるとのことで、ホテル日航(ロイヤル台北)からタクシーにて桃園空港まで3人でお見送り。見送ってから次は台南へ向かうことに。まず桃園空港から台湾高速鉄道の桃園駅に。これがリムジンバスで空港から15分というアクセス。やや不便かと思います。桃園駅は立派な駅でした。

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 いよいよ日本が中心となって建設されたという「台湾新幹線」へ。

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 楽しみにしていたので結構感動。かっこいいと思うのはひいき目でしょうか。値段が安いのと、大騒ぎする一歳児がいるので思い切ってグリーン車に乗ってみました。

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 中は日本の新幹線そのもので目新しさはありませんが快適でした。サービスも良かったですよ。次回からも乗るのならグリーンかなって思いました。

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 台中駅でもかなり多くの人が降りていきました。台北と台中の貴重な交通手段になっている印象です。その中でも白人がとても多かったのも印象的でした。
 台湾高速鉄道の「台南」駅と在来線の「台南」駅は離れていて、以前はシャトルバスで50分かかっていたとか。今は新しい路線ができていてそれに乗り換えて行けます。在来線(台湾鉄路)の駅は「沙崙」。乗り場が分からなくて一階まで降りてうろうろしていましたが、実は、高速鉄道「台南」駅の改札(2階)を出てすぐ左に歩いて行けばそれが連絡通路で簡単に着けます。「沙崙」は何と読むか分かりませんが案内表示をみて、駅員さんとの筆談で何とかなりました。あまり本数が出ていないので少し待たされます。

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 高鉄台南駅は立派な駅で、周囲は公園のように広がっていて、瀬戸大橋ができたての頃の香川県坂出駅周辺を思いだしました。車掌さんが女性だったのですが、子供連れとみるや、チョコレートをわざわざ持ってきてくれて下さいました。台湾に来てから親切を受けることの連続ですが、ここでも同様でした。

 台鉄台南駅に着いてからまずホテルへ。「シャングリラ」に泊まったのですが、これが駅の出口(進行方向左に降りました)と反対方向で、渡るには地下通路を使います。駅の外の案内所で聞いたら地下通路までのエレベータまで乗せてくれたのですが、地下通路内が階段がいくつも合ってベビーカーとスーツケースを運んでいる身にはかなりきついものでした。台湾に来てからの印象で、数少ない欠点としてバリアーフリーがあまり進んでいないというのがあります。台北のコンピにでもかならず段差が作ってあります。何か意味があるのかも知れませんが....。
 ホテル「シャングリラ」はさすがに一流どころで素晴らしかったです。部屋に入って少し休憩してから、台南に来た最大の目的である烏山頭ダムへ。

 私が毎日チェックしている「国際派時事コラム」や国際派日本人講座で再三紹介されたことからその存在を知った 八田與一技師と彼が中心となり作った烏山頭ダム。交通の不便な場所にあり、最寄り駅は在来線の隆田駅で、そこからタクシーに乗って行くのが近い様子。ダム公園内も広いので、子供連れということもあり、タクシーで回ろうということで決定。しかし騒ぐ一歳児連れであること、言葉が通じない可能性があることから、ホテルのスタッフに英語でお願いして運転手さんに通訳してもらい、ホテルから直接タクシーででかけることに。シャングリラからだと3500元かかるという情報もありましたが、背に腹は代えられないということで...。しかしホテルのスタッフも、タクシーの運転手さんもダムのことやその内部のことはあまりよく分かっていない様子でした。あまり外国人観光客が行かないのかも...。ダムへの道も地図を見ながらで不確かそうです。ましてや中に入って案内までしてもらうのは不可能ではないかと我々も不安になり、一旦隆田駅にいってもらい、そこで現地のタクシーに乗り換えて案内してもらおうという話になり、運転手さんに伝えたつもりでした。でもなぜかそのままダム公園の入り口に乗り付けてくれて、さらに中まで入ってくれました。どこかのHPにも書いてありましたが、入り口の料金所でもらう地図も、公園内道路の案内板も結構アバウトで何度も行ったり来たりしながらようやくまず八田技師の銅像の場所にたどり着けました。銅像までの入り口には、金沢の民家にあるような門をわざわざ作ってそこから小道を歩いていく形式でした。右側にはダム湖がよく見えます。

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銅像です。あちらこちらのHPに書いてあるように、花束が捧げられていました。
 この銅像はダム湖が一番よく見える位置と思われる場所に立てられており、常に見守っているような形でした。



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 見えるのはダム湖のほんの一部ではありますが、綺麗な景色が広がっており、地元の人も憩いに来ているようでした。





 運転手さんは歩いている人などに道を聞きながらずっと回ってくれました。次は記念館です。


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 記念館は小さいものでした。運転手さんも一緒に中に入ると、係の人(女性)が日本語のビデオを見せてくれました。八田技師の生涯や子供さんのインタビューも含まれた結構長いビデオでした。さらに、このダムを世界遺産に登録する要望書に署名を勧められました。無論、署名しました。この記念館の横には放水口があって、恐らくそこから八田技師の奥様が投身されたのだと思います。


 殉工碑の場所も伺ったところ、この記念館を出てすぐの丘を上ったところでした。殉工碑まではかなり急な斜面を頑張って上らないといけませんでした。係員の方も、運転手さんも一緒に来てくれました。

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 殉工碑には、聞いていたように、台湾人と日本人の名前が区別されることなく記されていました。係員の方の勧めもあり、運転手さんも一緒に写真に写って頂きました。

 次に運転手さんにお願いしていた、工事に携わっていた方々の住宅の再現場所に行くことに。運転手さんが係の人に場所を聞いてくれて、タクシーで向かいました。ところが、その道は「工事中」のようで閉鎖されていたのです!!。諦めかけたのですが、運転手さんが交渉してくれた様で入らせてもらいました。そして再現場所へ。ここもまだ工事中のようでしたが、中に入っていきました。

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 工事現場によくある印。

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 入り口の壁にはこんなイラストもはってました。


 入っていくとき、右横に工事現場のおっちゃん達のいる小屋が。中の人に一礼したが何も言われなかったので、ずんずん入っていきました。

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 帰りに気づいたのですが、こんなの貼ってました。入って良かったの?

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 帰りはホテルまで帰るつもりでしたが、ホテルで勧められた夜市(night market)に行くことにしました。タクシーを降りるときに、運転手さんが、夜市からの帰りにまた呼んでくれと言って名刺をくれました。料金はそのときでもいいというのですが、もし会えなかったらいけないので先払いにしました。料金を尋ねたところ、事務所?ホテル?に電話して私と直接話すようにとのこと。電話相手とは英語でのやりとりで、1500元でいいとのこと。discount priceと言ってました。そういえば運転手さんはダムの見学中もメーターを戻していたとのカミさんの証言。申し訳ないのでまずそれを支払って、帰りにまた運転手さんに電話(日本の携帯が使えます。一応かかるかお互い確認しました)すると言って別れました。
 台北でも九分のツアーの最後に夜市に行ったのですが、あまりの人の多さと、お腹を壊す可能性があるとのことでお義母様の提言もあって何も食べませんでした。台南の夜市は広場のようなところに屋台を出していて、どれも美味しそう。色々と食べさせてもらいました。味はまぁまぁいけるかな。大体に置いて台湾の味付けは薄味ですから慣れれば美味しいと思います。
 タクシーに来てもらってホテルに着きました。料金を支払おうとすると「サービス」とのこと。驚いて、それは困るという表情をしても受け取りません。カミさんが「受け取ってもらわないとダメ」と言うので、無理に受け取ってもらおうとすると、両手で私の手を包んでにっこり笑って「サービス」と...。どうしても受け取ってもらえませんでした。
 台北の人たちもいい人ばかりでしたが、台南はすごい!と感じました。あんなんだったら、悪い外国人に騙されてしまうのでは....とちょっと心配になりました。

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コメント

ダムへ行く計画中なので拝見しました。前回の台湾旅行で行かなかった場所です。湖畔に立派なリゾートホテルもあるようなので、自分で計画して何とかしてやると思っています。それにしても八田與一の偉大さに感動しています。

投稿: 大石橋 等 | 2011年10月30日 (日) 11時31分

コメントありがとうございます。市民の憩いの場になっているようです。台南駅からはかなり遠く、また英語や日本語が通じにくいかも知れません。でも行ってみる価値は十分あると思います。

投稿: SHOTA | 2011年10月30日 (日) 19時47分

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